ラディウスの偽論 - お月さま交響曲.mp3

ラディウスの偽論 - お月さま交響曲.mp3
ラディウスの偽論-お月さま交響曲 (无损音质) 专享
[00:02.998]度重なる天災、反乱、そして、...
[00:02.998]度重なる天災、反乱、そして、疫病で荒廃した地の中央にそびえる高い城壁
[00:13.885]外からはうかがい知れないその場所は、
[00:17.547]選ばれた者だけが住まうことを許された聖地...
[00:21.337]と、はずだった
[00:25.652]ここに神様なんていない。
[00:29.110]神の意志なんてまがい物でしかない
[00:33.037]でも、この声はきっと届かない
[00:38.365]だったらやるしかない
[00:41.256]どんなに危険でも
[00:43.253]ここに住む人みんなのよ
[00:45.696]俺が覚まさせてやる
[00:48.447]神に選ばれし優良遺伝子たち
[00:51.849]さぁ
[00:53.182]今日も感謝の祈りよ
[00:55.566]-
[00:55.870]Memento mori. Deus est fallere.
[01:02.193]Fac, quod rectum est, dic, quod verum est,
[01:07.810]Et de omnibus dubitandum.
[01:12.268]信じていた ここが楽園だと
[01:18.626]大海を知らぬ蛙のように
[01:25.414]憧れていた その背 標として
[01:32.055]光の中生きると疑わず
[01:36.312]神に全てを捧ぐこと
[01:39.679]それこそが幸福なのだと
[01:42.944]高らかに謳う人々に
[01:46.202]この働哭は届かない
[01:49.921]Resistance 全て壊してしまえ
[01:54.716]誘惑めいた嘘に騙されるな
[01:57.386]Elucidate その偽論 諸共に
[02:01.397]神の脳この手で貫こう
[02:04.708]失った"愛"を絆にして--
[02:09.908]Carpe diem. Post nubila Phoebus.
[02:13.712]Dabit deus his quoque finem.
[02:17.451]Veritatis simplex oratio est.
[02:23.764]-
[02:24.660]目を閉じればまだ鮮明に思い出せる
[02:29.533]城の採用で行われていた、非人道的な行為の数々
[02:36.540]神のためのパーツとしてその命を捧げた兄の残した言葉も
[02:41.747]表情も、抉られた目の痛みも
[02:45.335]全部全部覚えている
[02:50.239]守れなくてごめんって、それを言うのは俺の方なんだ
[02:56.777]俺、必ず楽園のシステムにたどり着くから
[03:02.813]見てね、兄さん
[03:04.611]-
[03:06.430]0と1のコードを打ち込んだら
[03:13.006]遠くの君にもアクセス出来ないか?
[03:19.472]独りていいと 誰も信じないと
[03:26.220]誓ってても 静寂慣れなくて
[03:30.624]義兄が遺した言の葉が
[03:33.982]まだこの身支えているなら
[03:37.234]復讐にも似た反逆へ
[03:40.593]狼よ今 牙を剥け
[03:44.141]Resistance
[03:45.950]未来は見えなくても
[03:49.188]思い出縫り未だ捕らわれても
[03:51.678]Elucidate 悪と罵られても
[03:55.703]使命ならぱ 抗い続けろと
[03:59.180]空洞の"瞳"が叫んでいる
[04:03.869]-
[04:14.142]ある時、独りぼっちの少年の元を訪ねたのは
[04:18.689]一風変わった風貌を持つ
[04:21.425]一人の少女
[04:24.639]彼女はどうしてだか、自身にまつわる記憶が一切ないのだと言う
[04:31.717]行くあてもなく、家から家を訪ね歩いてきたという少女に
[04:37.925]少年は少し躊躇しながらも、
[04:40.596]自身の元に留まることを許可する。
[04:44.982]記憶が戻るまでここに居ればいい
[04:48.234]と、優しくそう告げて。
[04:51.648]-
[04:52.820]行く当てもない 頼る人もいない
[04:58.637]ここに来た頃の自身を見てるようで
[05:07.265]あの日の義兄のようにその手を取る
[05:13.195]忘れていたぬくもりを思い出した
[05:24.887]Resistance 独りては辛くとも
[05:29.509]二人でならきっと超えて行ける
[05:31.816]Elucidate 神に今抗おう
[05:35.698]放つ毒が光に変わるまで
[05:41.695]Resistance 全て壊してしまえ
[05:45.937]誘惑めいた嘘に騙されるな
[05:48.441]Elucidate その偽論 諸共に
[05:52.571]神の脳この手で貫こう
[05:56.116]失った"愛"を絆にして--
[06:00.965]Memento mori. Deus est fallere.
[06:07.601]Fac, quod rectum est, dic, quod verum est,
[06:12.971]Et de omnibus dubitandum.
[06:16.640]-
[06:19.015]誰も聞く耳を持たなかった楽園の深層。
[06:24.181]けれど少女だけは全てを受け入れ。
[06:28.359]私で何か力になれるなら、と、協力を申して。
[06:35.782]何かが大きく変わったわけじゃない、
[06:39.156]けれど賛同し、隣に寄り添う誰かがいる。
[06:44.309]それは一つも確かな力となって。
[06:48.670]-
[06:50.126]幸福安全保障機関アーク。
[06:53.513]選ばれた者だけが住まうことを許された唯一にして絶対の楽園。
[07:01.007]悲しみ。絶望に嘆く者へも等しく救いを与えなくては
[07:07.941]ねぇ。神様。
[07:13.666](对白部分ai转录些许不对望见谅)
展开