神曲 - あさき.mp3

神曲 - あさき.mp3
神曲-あさき (无损音质) 专享
[00:18.910]―あるものは― [00:20...
[00:18.910]―あるものは―
[00:20.730]日と月と並び 峨々たる嶺
[00:27.420]嫁いでいく 身は華燭に焼ける
[00:32.490]やがて四方の景 触れた頭垂れて
[00:39.110]飲んだ 蚯蚓踊る酒を
[00:41.200]―あるものは―
[00:43.700]腸を舐め転ばす
[00:45.740]「産声!」
[00:47.360]坊主は相好崩し貪る
[00:52.480]火柱もろとも腐って
[00:55.770]「化仏よ!」
[00:57.170]佳人は六道
[00:58.740]小坊主「あろうことか!あろうことか!」
[01:01.370]百も千も過ぎし頃
[01:04.990]瑞光の遍し大運河に
[01:09.680]背骨忘れて くるわ魚が
[01:13.910]びっちゃら!びっちゃら!
[01:16.030]暁光吐き 白道まで
[01:18.490]泳ぐ!
[01:20.620]腫れ上がる我のここり裂きて
[01:26.540]抉り出した 坊主を呪い 這う
[01:30.930]馬「まあ!これいかにも!ただならぬ!あすこに!行きたまえ!」
[01:37.030]唇すぼみてほざいた馬
[01:40.850]髪掴まれ 木の葉になり舞う
[01:44.200]魚挙り喰い!
[01:46.430]咳き上ぐ美女 ただつくづく
[01:50.840]乳飲みしている白衣(童のように)は呻き
[01:57.000]煩悩の犬となりて 切っ先を向ける
[02:02.160]這う娘は 二つの河より覗いている
[02:08.570]白目の歯黒(子に乳飲みさす)に足掴まれ
[02:14.390]引きずり込まれた
[02:16.650]歯黒「ごゆるりと」
[02:18.840]揺ららと鳴る仙花紙の雲は極彩色よ
[02:26.700]在す神の祝
[02:30.840]霊香湿る
[02:33.450]「わたくし 禍言を」
[02:36.430]野辺の送りに
[02:39.110]「謳うわ」
[02:41.220]恨み 恨み 恨まれ
[02:46.960]神国に飛び込みたる逆罰
[02:50.590]浅浅と舞う
[02:52.480]彼「いかがなものか!」
[02:54.600]雷で噛み千切る!
[02:57.300]百八の笛を ぴるる ぴいるるる〜
[03:03.220]六根 六塵 三世
[03:07.490]響き出でたる 鐘
[03:10.700]わたくしの唇 震る振りて神体
[03:16.890]ふりふり ふりふり ふりふり
[03:20.140]あ〜れ〜
[03:22.420]一度落ちた魚は苦輪
[03:27.790]輪廻して止まぬ恨みの目
[03:32.320]その背の鰭に突き刺し運河上る
[03:38.250]禍言を叫び 喰い転めきて
[03:44.200]咳き上ぐ者 ただつくづく 神拝している
[03:49.800]彼「やや!そこに在り!」
[03:52.540]背中を炙る 紅蓮の炎にも気付かずに
[03:59.000]呪いの唄 口ずさみて
[04:03.450]女は びっちゃら びっちゃら と泳ぐ
[04:09.000]白き道 縷々と
[04:12.780]綴る 地の獄 是より
[04:17.380]天道 彩裂き 照らす
[04:22.900]光に導かれ辿り着いた地ですら苦輪の海
[04:30.000]迷い子は紅蓮に焼かれるも 泳ぐ
[04:36.200]偽りの瑞光を信じながら
[04:39.950]小坊主「我は思う!
[04:42.500]世に一切の衆生が無くなるまで人は!
[04:47.700]憎しみの海 泳いでいくのであろう!」
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