Meltel -三戒- - Feryquitous.lrc

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[00:00.000] 作曲 : Feryquitous
[00:11.396]見よ。
[00:11.981]明け方の高層群に列挙される群衆の腕。
[00:14.917]一人一人感受性が殺されていく。
[00:17.423]事象壁、言葉だけでは動かない
[00:19.567]積もらない 簡単な論理観が黙殺されていく。
[00:22.767]出づる煩悩の類。
[00:24.143]結局的に排除された風説の間をすり抜け、
[00:26.309]登場する英雄は麈に塗れた墓石。
[00:28.293]感情の根底は変えられない、見えない
[00:30.346]変節すると言い換えても良いだろう。
[00:43.994]繰り返す。
[00:45.049]此処にしかないものとそうでないもの、
[00:46.768]何れかに該当する魂の斑晶
[00:48.694]何処に消え、何処へ向かうのか
[00:50.543]知り得るすべも無く斑点と化す。
[00:54.541]己貪る薬、過剰な摂取が隙間を作り出す。
[00:59.944]完全な肉体は崩された
[01:01.346]また相容れぬまま。
[01:05.758]天が火を降らせようとしている。
[01:06.443]自戒と並列で行われる有象無象の喧騒群。
[01:09.350]一つまで一つと本能が煌めかんばかりに生をこじ開けて、
[01:12.470]苦しみから抜け、自らを苦しめている愛。
[01:16.269]相。 逢い乞いし葛藤晴らす。
[01:18.296]これ以上飲む事は許されない。
[01:20.060]甘い毒を通過させる。
[01:21.621]食道を蝕むのが分かるか。
[01:22.747]発見した我 不可思議な行動か。
[01:26.351]六覚を裂き劈く痛みに近い快楽。
[01:28.972]贓物を破壊し撒かれた血。
[01:31.463]枝分かれする眼差しの先には
[01:33.530]安楽を求める死の姿。
[01:36.743]貴方だけは許せない。
[01:38.085]貴方だけは私の全てを許してくれた。
[01:40.572]貴方だけは私の全てを奪い尽くし食い尽くし
[01:43.542]焼き尽くして全てを無駄にした。
[01:45.238]心残りがあるか、心惜しいか。
[01:47.994]私だけは求めなさい。
[01:49.504]私は他人との壁が感じられない。
[01:51.564]私にとっての壁とは、一つの宴のようなものだ。
[01:54.733]決して開かれることのない幕が
[01:56.436]今ステージの灯りを遮っている。
[02:19.335]「例えば、今ここに密閉の箱があるとする。」
[02:22.463]その時、この中を確認する術があるか。
[02:25.319]もし、この未知なる領域こそが
[02:27.592]我々の欲する魂の在りどころだとするならば
[02:30.614]私たちの観点からは
[02:32.265]永遠にそれを確認することが出来ない。
[02:34.834]我等こそがこの箱に囚われた獣なのだ。
[02:37.511]獣の牙は、今蜷局を巻きいて
[02:40.128]自らの脳ヘ突き刺さろうとしている。
[02:42.846]バビルサのジレンマは
[02:44.150]我々に救いを与えようとしていたのだ。
[02:46.443]鋭さの衰えないその牙が眼を破り
[02:49.097]記憶を食い破ろうとするとの時が、
[02:51.436]「我々が箱の中身を知る唯一の瞬間」
[02:53.965]なのだ。
[02:57.335]この薬には、美しく歪んだ
[02:59.529]醜い愛そのものが内包されている。
文本歌词
作曲 : Feryquitous
見よ。
明け方の高層群に列挙される群衆の腕。
一人一人感受性が殺されていく。
事象壁、言葉だけでは動かない
積もらない 簡単な論理観が黙殺されていく。
出づる煩悩の類。
結局的に排除された風説の間をすり抜け、
登場する英雄は麈に塗れた墓石。
感情の根底は変えられない、見えない
変節すると言い換えても良いだろう。
繰り返す。
此処にしかないものとそうでないもの、
何れかに該当する魂の斑晶
何処に消え、何処へ向かうのか
知り得るすべも無く斑点と化す。
己貪る薬、過剰な摂取が隙間を作り出す。
完全な肉体は崩された
また相容れぬまま。
天が火を降らせようとしている。
自戒と並列で行われる有象無象の喧騒群。
一つまで一つと本能が煌めかんばかりに生をこじ開けて、
苦しみから抜け、自らを苦しめている愛。
相。 逢い乞いし葛藤晴らす。
これ以上飲む事は許されない。
甘い毒を通過させる。
食道を蝕むのが分かるか。
発見した我 不可思議な行動か。
六覚を裂き劈く痛みに近い快楽。
贓物を破壊し撒かれた血。
枝分かれする眼差しの先には
安楽を求める死の姿。
貴方だけは許せない。
貴方だけは私の全てを許してくれた。
貴方だけは私の全てを奪い尽くし食い尽くし
焼き尽くして全てを無駄にした。
心残りがあるか、心惜しいか。
私だけは求めなさい。
私は他人との壁が感じられない。
私にとっての壁とは、一つの宴のようなものだ。
決して開かれることのない幕が
今ステージの灯りを遮っている。
「例えば、今ここに密閉の箱があるとする。」
その時、この中を確認する術があるか。
もし、この未知なる領域こそが
我々の欲する魂の在りどころだとするならば
私たちの観点からは
永遠にそれを確認することが出来ない。
我等こそがこの箱に囚われた獣なのだ。
獣の牙は、今蜷局を巻きいて
自らの脳ヘ突き刺さろうとしている。
バビルサのジレンマは
我々に救いを与えようとしていたのだ。
鋭さの衰えないその牙が眼を破り
記憶を食い破ろうとするとの時が、
「我々が箱の中身を知る唯一の瞬間」
なのだ。
この薬には、美しく歪んだ
醜い愛そのものが内包されている。